ローマン・トレーケル&原田英代 シューベルト歌曲リサイタル


(2007年9月22日(土)宇部市)
 「ローマン・トレーケル&原田英代 シューベルト歌曲リサイタル」が、宇部市の渡辺翁記念会館で開催されました。



 開場後、続々とコンサートに詰め掛けた方々が入場していきます。
 このリサイタルでは、前半部と後半部がわかれており、いずれもシューベルトの歌曲を鑑賞しました。前半部では 「白鳥の歌」D957 より10曲が、後半部ではシューベルト名歌曲集と題して、「鱒」や「さすらい人」、「魔王」といった有名な歌曲がそれぞれ披露されました。
 今回のリサイタルでは、トレーケルさんの歌声と原田さんのピアノの音が、絶妙に噛み合あったすばらしい調和を味わうことができました。シューベルトの思い描いた旋律が、生き生きと感じられ、最後の曲目「魔王」が終わると、聴衆からの「ブラボー!」の一声とともに、惜しみない拍手が舞台の2人に送られました。

 またアンコールを2曲も披露され、会場のお客さんも満足といったところで終演後、さらにサイン会が催され、行列ができる盛況となりました。CDやプログラムにサインを求める人から、中には携帯電話にサインを求める人もおられました。

 演奏会後の夕食では、トレーケルさんは日本料理を味わわれました。箸を上手に使い、ふくの唐揚げを召し上がりました。