山口日独協会第18回定例総会

(2008年2月10日 山口市)
 山口日独協会第18回定例総会および懇親会が、山口市のル・パパンにて開催されました。まず総会では、今田会長のあいさつの後、議長選出を経て議事へと移りました。議事の内容は、平成19年度の事業報告、同一般会計報告、同会計監査報告、平成20年度事業計画、同予算案、です。


挨拶をする今田会長

事務局報告をする上原理事・事務局長

 今年は記念行事として、ドイツ・エアランゲン大学から山口大学に留学中のアンドレアス・ドルシュさん(上写真)に「ドイツ人留学生の見た山口・日本」と題したスピーチをしていただきました。その発表の後、参加者の質問に答える形で様々な話題について話していただきました。

 また、山口県立美術館学芸員の杉野愛さん(上写真)から、ベルリン国立アジア美術館所蔵日本美術展の概要を説明していただきました。19世紀以降、収集のためドイツへ持ち出された水墨画や近代日本画といった日本美術が、今年の夏に日本に里帰りをします。この展示は、山口の他に郡山(福島県)、盛岡(岩手県)、松山(愛媛県)にて催され、中国・九州地方では山口だけの開催です。

 後の懇親会ではドイツワインと料理を囲みながら、会員同士の歓談に会場の雰囲気もやわらぎ、有意義な時間を過ごすことができました。