カテゴリー: 映画

花子とアン

花子とアン

NHKの朝ドラ「花子とアン」を毎日楽しんでいます。
本好きの私にとって面白い背景に出会いました。
花子が出版社の書棚の前で話をするシーンがありました。
その書棚にこの本の背表紙が映ったのです。

このドラマは、今大正時代を描いています。
でもこの本は、昭和40年頃数年かけて河出書房から出版された「世界文学全集」です。

私の高校生の時に出された全集で、
豪華カラー版と銘打って大々的に宣伝されたものです。挿絵や解説の写真は当時珍しいカラー版表紙・背表紙は金箔でした。

欲しかったのですが、高価でなかなか買えず、
その後少しずつ古本屋で揃えた私にとって思い出の全集です。

最近は、時代考証は関係なく、雰囲気がそのシーンにあえば、
違う時代の物でも良いとの方針なのだなと
理解できた朝ドラでした。