山口国際交流芸術祭 ブログ

小倉探訪

小倉探訪

小倉に久しぶりに行って来ました。
家人は、ある百貨店に3時間放し飼い。
私は、とても百貨店探索には興味なく、
小倉市街を探訪させてもらいました。

小倉駅で地図をもらい、まずは森鴎外旧宅を見学。
夜の繁華街のど真ん中です。

鴎外は明治32~35年に住んでおり、
この8畳と隣の4畳半の部屋を利用していたとのこと。

小倉といえば、私には岩下俊作の描いた「無法松の一生」が思い出されます。立派な碑がたっていました。

またこの周辺を無法松通りと呼ぶようです。

近くには市場のようなアーケード商店街が賑わっています。

小倉城は外からのみの見学。

残念ながら松本清張記念館は改築中閉館でした。
北九州市は結構大都会だと再認識。
またぶらっと出かけたいと思いました。

花子とアン

花子とアン

NHKの朝ドラ「花子とアン」を毎日楽しんでいます。
本好きの私にとって面白い背景に出会いました。
花子が出版社の書棚の前で話をするシーンがありました。
その書棚にこの本の背表紙が映ったのです。

このドラマは、今大正時代を描いています。
でもこの本は、昭和40年頃数年かけて河出書房から出版された「世界文学全集」です。

私の高校生の時に出された全集で、
豪華カラー版と銘打って大々的に宣伝されたものです。挿絵や解説の写真は当時珍しいカラー版表紙・背表紙は金箔でした。

欲しかったのですが、高価でなかなか買えず、
その後少しずつ古本屋で揃えた私にとって思い出の全集です。

最近は、時代考証は関係なく、雰囲気がそのシーンにあえば、
違う時代の物でも良いとの方針なのだなと
理解できた朝ドラでした。

ポルシェセンター山口

ポルシェセンター山口

山口日産自動車㈱さんにある
ポルシェセンター山口に
ピアニストの杉谷昭子さんがお見えになり、
私も同行させていただきました。
早速ポルシェの前にあるピアノを演奏され、
会場の響きの良さを感じられていました。

山口日産㈱では、
日ごろ車のショールームとして使われている空間を
響きの良さを活用してコンサート会場にも使用されます。
こちらのオーナーさん、
スタインウェイのピアノ提供者の松永さん
そして、杉谷昭子さんです。

杉谷昭子さんは、リサイタルを日本各地で
また毎年山口県でも開催されている方です。
「ヨーロッパ国際ピアノコンサートin Japan」の審査委員長を務めるなど
大変な活躍をされています。
クラウディオ・アラウの晩年の高弟としても有名です。

何時かこの素敵なポルシェセンター山口で
杉谷さんのリサイタルが開かれると嬉しいなと思いました。

父の日でした

父の日でした

今日は父の日でしたね。
 私にもプレゼントが来ました。
山形の“さくらんぼ佐藤錦”です。

私はお酒大好き人間。
チェロを弾いていた学生オーケストラ時代、
付いたニックネームは、「セロ弾きのゴーシュ(豪酒)」

お酒の自粛を余儀なくされた私へのプレゼントはさくらんぼでした。
免疫力を高めるため
果物、野菜を多く取るように心がけています。
私にとって宝石のようなさくらんぼの輝きです。

山口EU協会総会

山口EU協会総会

先週、山口EU協会総会が行われました。
日本ではまだまだあまりなじみのないEUですが、
ヨーロッパでは政治・経済の要となってきています。

事務局は、山口県立大学国際化推進室に置かれています。
最近山口県立大学・山口大学で行われている
グローバル人材育成推進事業についても状況報告がありました。
国際化に対応できる若い人を育成していく事業で、
学生が外国に留学したり、日本に受け入れたりと
沢山の素晴らしい企画が盛りだくさんです。
最近の学生は、国際交流については大変恵まれているなと、
40年前の学生時代経験者としては痛感し、羨ましく思いました。
山口国際交流芸術祭も
山口EU協会にお世話になっており、PRさせていただきました。

本番指揮者による練習

本番指揮者による練習

コンサート本番での指揮者清水宏之氏による
今年初めての練習が始まりました。
コーラスの指導では、まずヘンデルの書いた
楽譜についての説明、指示がありました。

ヘンデルの時代はまだ楽譜に全ては詳細に盛り込まれてはおらず、
演奏の現場で作曲家の意図をつかんで演奏していたそうです。
音楽の理論からそれは自ずと解るとのことで、
ヘンデルの頭でなった音を改めてメンバーに指示して歌ってもらいます。

次の日は、山口大学でのオーケストラ練習でした。
大学生、市民参加で行っていますので、参加者の年齢構成も
10代後半から70歳代後半まで幅広いのが特徴です。
皆さん楽しく、頑張っています。

ヘンデルのメサイアでは、オルガンとチェンバロが必要です。
残念ながら今回電子ピアノで代用します。
曲によって両者を使い分けしますので、
奏者そばでスイッチの入れ替えをスタンバイしています。

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」では、
ピアノソロも指揮者とは初めての合わせで、
緊張からのスタートです。

本番7月12日(土)を目指して、練習が続きます。